Solo Piano Over The Rainbow 土台の崩し方 その2

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土台となるサウンドの崩し方の基本的な考え方は、音楽的に不自然に空いてしまう間をどう埋めていくか?だと思います。今回の課題は、その間の埋め方の一つで、左手で土台の1オクターブ下のルートの音を弾いて、間を埋めてみましょう。また、一応今回は「その可能性がある」という事で全てのオクターヴ下のルートを書いておきましたが、私自身は下線2本のシ♭より下は、あまり使わないかな。そのような感じで、各自の感覚で、使えそうな範囲を決めておくとよいでしょう。

※1 パターンを逆にして、先にオクターブ下のルートを弾いてから遅れて土台を弾くパターン
※2 ※1と同じくオクターブ下のルートを先に弾くが、同時に右手の土台も一緒に弾くパタ―ン
※3 同じコードが続く場合3拍目は弾かなくても、感じ取れるので省略するパターン

音源 Over The Rainbow 9 (繰り返し等省略)

次は ①スムーズなベースライン ②クリッシェ ③ペダルトーン を使ってみましょう。
この3つは使える箇所が決まってきてしまうので、覚えてしまいましょう。

語彙説明
①ベース音とベース音の間を、スムーズに繋げる(主にベース音間が3度の時)
②比較的一つのコードが長く続く時に内声の音を変化させる
③調整が比較的に安定している箇所で、その調の主にⅤまたはⅠをベースに使う
④主にメロディーの動きがない時に、ガイドトーン(コードの3度と7度)の連結を繋げて(m7の7度からドミナント7の3度へ)あげることで間を埋める。

音源 Over The rainbow 10