カテゴリー: アドリブ練習法

練習曲Ⅲ 課題10/18

練習曲Ⅲ F Blues 
課題10/18 コードトーン+アプローチノート(半音)のアドリブ

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課題8に対して半音を含めたフレーズです。比べていただけると、今回の課題で一段とジャズらしい雰囲気になったのが、お分かりかと思い ます。半音はそれだけジャズのサウンドには重要な役割があります。習得するのは難しいですが、少しずつで良いと思うのでコツコツ練習していきましょう。

ただし、やはり今取り扱っている、コードトーン+半音という音だけでは、リズミックなフレーズは出来ても、どうしても流れるようなフレーズというの が作れません。そこで課題11以降は、その流れるようなフレーズを作れるようにするために、音階の練習に入っていきます。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅲ 課題9/18

練習曲Ⅲ F Blues  
課題9/18 コードトーン+アプローチノート(半音)のフレーズパターン 

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ジャズらしいフレーズの中に、アプローチノートが含まれます。課題8と課題10を比べていただければ、課題10の方がアプローチノート(以下半音)が入っているため、グッとジャズらしい雰囲気だと思います。今回の課題は、その準備編です。③以降は以前練習した、コードトーンから出来るフレーズに、半音を足したものです。これにリズムの要素を足していけば、十分にジャズのフレーズとして成り立ちます。

課題9-2では、サンプルは多い方がいいだろう。ということで、12小節(1コーラス)毎にパターンを変えていますが、実際の練習の時は、(特に最初のうちは)一つのパターンで最後まで通して演奏する方が良いでしょう。

※印のところは、半音が入れられるスペースがないのでコードトーンのみのパター―ンで演奏します。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅲ 課題8/18

練習曲Ⅲ F Blues  
課題8/18 コードトーンのアドリブ

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課題7で練習したコードの連結以外の音域でも同じような練習をして、どの音域でもフレーズが作れるようにします。あとは、それぞれのポジションを自由に移動するだけです。(音域を自由に移動するためには課題3の練習)このコードトーンのアドリブが、アドリブ演奏をする上での土台になると考えてください。土台がしっかりしていなければ上に何かものを乗せられないように、ここがしっかりしていないと、アドリブ演奏の天井は低くなると思ってください。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅲ 課題7/18

練習曲Ⅲ F Blues 
課題7/18 コードトーンのアドリブ(準備編)

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コード連結の形のまま、(コードトーンによる)1音のアドリブ、2音にようアドリブ、3音によるアドリブと増やしていき、最後は4音(コードトーン)によるアドリブにしていきます。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅲ 課題6/18

練習曲Ⅲ F Blues 
課題6/18 コードトーンから出来るフレーズパターン(コードの連結編)

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課題4で練習した、コードトーンから出来る、いろいろなフレーズを今度はコードの連結の中で(音域が近いところで)展開できるように練習していきます。この技術は実際アドリブの中でも、モチーフの繰り返し、または展開という形で頻繁に使われます。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅲ 課題5/18

練習曲Ⅲ F Blues  
課題5/18 コードの連結

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なるべく音域を動かさないでコードをつなげていく練習です。アドリブをする上で、ついつい音域を上下させることで変化をつけがちなんですが、ある特定の音域に拘って演奏するのも効果的です。この課題はその準備でもあります。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅲ 課題3/18

練習曲Ⅲ F Blues 
課題 3/18 コード進行に沿ったアルペジオ演奏

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コード進行に沿って、各コードのアルペジオをできるだけスムーズに繋げていく練習です。慣れてきましたらアルペジオを上行だけ下行だけのパターンだけではなく、アルペジオを細かく上下に動かしたり、一気に駆け上がったり駆け下りたり等、ランダムに動けるようにしてください。この練習を沢山することによって、コード進行を覚えることで、演奏する上での土台となるその曲の骨組みを体に覚えこませましょう。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅲ 課題2/18

練習曲Ⅲ F Blues  
課題2/18 コードの連結を伴う各コードのアルペジオ

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アドリブをする時に、コードを基本形からしかイメージできないのは、自由な演奏を妨げることになります。各コードのアルペジオ開始音を、できるだけ近い音、または同じ音から始めて、 どのコードトーンからでも転回形が演奏できるように、 しっかりと準備しておきましょう。

課題2 サンプル
アルペジオの開始音の基準をファにした場合

※ F7とB♭7のレフトハンドヴォイシングは2種類あります。メロディー(テーマ)やアドリブのフレーズの音域によって使い分けられるようにしましょう。

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練習曲Ⅲ 課題1/18

練習曲Ⅲ F Blues 
課題1/18 各コードの基本形から始まるアルペジオ(転回形含む)

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まずこの曲で出てくる5つのコードに対して、基本形から始まる(3つの転回形を含む)アルペジオを確認します。

※ F7とB♭7のレフトハンドヴォイシングは2種類あります。メロディー(テーマ)やアドリブのフレーズの音域によって使い分けられるようにしましょう。

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アドリブ練習曲Ⅲ F Blues

違う練習曲を選びたい場合、または各課題の練習ポイントをまとめて確認したい場合は、こちらのページ にお進みください。

※ブルース(正確に言うとブルース形式の曲)は音楽の授業で習う<長調・短調>とは別の土台を持つ音楽です。
F BLUESは、本来ヘ長調で調号は♭一つですが、F7が主和音になるために、コードトーンのミ♭が準調号的な役割を持ったりします。ジャズを始めるにあたって、ロックをバックボーンに持っている人が、このブルースに対して割とすんなり入れる人が多いのに対して、クラッシックをバックボーンにしている人は、ブルースを苦手に感じてしまう人が多いのは、そのブルース独特の調性感の為と思われます。(ロックのバックボーンにブルースがある)
ですので、コードトーンの練習は、しっかりと体に刻み込ませるような感覚で練習して、そのブルース独特の調性感を体に覚えこませてください。

第1部 コードトーンのアドリブ

  F Blues のコード譜

1.各コードの基本形から始まるアルペジオ(転回形含む)  YouTube  

2.コードの連結を伴う各コードのアルペジオ   YouTube  

3.コード進行に沿ったアルペジオ演奏   YouTube  

4.コードトーンから出来るフレーズパターン(基本形編) YouTube 

5.コードの連結  YouTube  

6.コードトーンから出来るフレーズパターン (コードの連結編)  YouTube  

7.コードトーンのアドリブ(準備編)  YouTube  

8.コードトーンのアドリブ  YouTube  

9.コードトーン+アプローチノート(半音) から出来るフレーズパターン   YouTube 

10. コードトーン+アプローチノート(半音) のアドリブ  YouTube 

第1部全ての楽譜(印刷用)

第2部 コードスケールのアドリブ

11.コードスケールの確認  YouTube  

12.コード進行に沿ったコードスケールの演奏  YouTube  

13.スケールからフレーズへ  YouTube  

14.コードスケールのアドリブ  YouTube  

15. コード進行に沿ったコードスケール+半音の演奏  YouTube  

16. コード スケール +半音 のアドリブ   YouTube  

第3部  コードトーンのアドリブとコードスケールのアドリブの統合

17.コードトーンのアドリブとコードスケールのアドリブの統合  YouTube

18.仕上げの練習  YouTube 

18+α ブルーノートスケール YouTube

第2部・第3部 ・ピアノ課題 両手のコンビネーションの楽譜(印刷用)

番外編

1. ピアノ課題  両手のコンビネーション練習法  YouTube  

2.より実践的なコードスケール演習法(YouTube動画のみ。楽譜などの資料はありません)

3.課題(抜粋)のデモ演奏(YouTube動画のみ。楽譜などの資料はありません)