分析例6


-1 ドミナント7thコードを中心に分析して矢印や、カギ括弧を書き込む
-2 転調の有無を確認
-3 ダイアトニック コードの分析をする
(あきらかに転調と分かる部分は一緒に分析してしまう)

※ この曲の転調を見分けるのは難しいと思います。サビのメロディーがモチーフの展開のような形をとっているところに気が付ければ、転調かな?と気が付くかと思います。

②  残ったコードの中から、さらにドミナント7th を中心に分析して
   Sed.D・Ext.D・Sub.D・SFD、それに付随されるRelコードの分析をする
   (今回は以上で終了です)

※ サビの最初のコードが、もし同じサブドミナントコードのE♭m7だったら、次の2段と全く同じ内容のコード進行となり綺麗な転調感が出ると思うのですが、ここはG♭Maj7にすることによってその前のFMaj7から半音上がることによって生まれるサビへの盛り上がりを優先させたものと思われます。

③  レフトハンドヴォイシング(ピアニスト用)とコードスケールを書き出します。
  ※LHVは慣れるまではコードスケールから基本の4音の形で出してください。
   そこから曲想やメロディの高さに合わせ、音を抜いたりして微調整します。

この曲では、上記のアナライズ通りに演奏すると、2種類のD7が使われます。

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