練習曲Ⅰ 課題①-1
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※各課題への練習ポイントの解説はこのページの「アドリブ練習の大まかな流れ」で説明しています。
①-9 コードトーン+半音( アプローチノート )(準備編)
17/20 コードトーンのアドリブとスケールのアドリブの融合
18/20 18-1 8分音符でノンストップで演奏 18-2 18-1の課題にリズムをつけて演奏(通常のアドリブ)
各コード毎にルバートでアドリブ練習
左手とのコンビネーション(ピアニスト用)
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①
-1 ドミナント7thコードを中心に分析して矢印や、カギ括弧を書き込む
-2 転調の有無を確認
-3 ダイアトニック コードの分析をする
(あきらかに転調と分かる部分は一緒に分析してしまう)
※ 6小節目のB♭7は、前のコード(Abm6)からの流れを受けて9thを♭9にしてもよい。
② 残ったコードの中から、さらにドミナント7th を中心に分析して
Sed.D・Ext.D・Sub.D・SFD、それに付随されるRelコードの分析をする
③ さらに残ったコードに対して、M.I.・Dimコード等で分析します
※1 頻繁に使われるモーダルインターチェンジコードの表にはでてこないコードだが、モーダルインターチェンジコードの意味を考えた時(モードが変わる)そのコードに当てはまると考える。
※2 前のコードのスケールを受けて、メロディックマイナーの派生スケールであるロクリアン(9)を選択。このことによって、CmもAm7(♭5)もラとシは♮になる。
※3 この部分はマイナーに転調しているので、Ⅴ7/Ⅴの、コードトーン以外の音は、Cmの音階から選ぶ。
④ レフトハンドヴォイシング(ピアニスト用)とコードスケールを書き出します。
※LHVは慣れるまではコードスケールから基本の4音の形で出してください。
そこから曲想やメロディの高さに合わせ、音を抜いたりして微調整します。
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※1 サビ直前の1拍ずつコードが動くような時は、響きが重くなりすぎないように音を省略等して工夫する。
※ この押さえ方だと、次のコードFm7にスムーズに繋がっている(連結している)とはいいがたいのだが、どこかでコードの動きが飛んでしまうのは、ジャズの場合は、ある程度仕方のない事だと思います。
①
-1 ドミナント7thコードを中心に分析して矢印や、カギ括弧を書き込む
-2 転調の有無を確認
-3 ダイアトニック コードの分析をする
(あきらかに転調と分かる部分は一緒に分析してしまう)
② 残ったコードの中から、さらにドミナント7th を中心に分析して
Sed.D・Ext.D・Sub.D・SFD、それに付随されるRelコードの分析をする
※自分でも細かすぎると思うのですが、リレイティッドコードは本来Ⅱ-Ⅴ の関係なわけなので、代理コードに進んだ場合は、本来の動きをしていないので、( )つき表記かな?と思いまして…
③ さらに残ったコードに対して、M.I.・Dimコード等で分析します
※1 転調の仕方が,一瞬「 ? 」となりそうですが、サブスティチュートコードであるB7がB♭7に対して「半音で進行している」と考えたり、代理コードであるB7を本来のコードF7に戻すと | Cm7 | *F7 | Fm7 | B♭7 | となり 転調の関係が分かりやすくなると思います。
④ レフトハンドヴォイシング(ピアニスト用)とコードスケールを書き出します。
※LHVは慣れるまではコードスケールから基本の4音の形で出してください。
そこから曲想やメロディの高さに合わせ、音を抜いたりして微調整します。
※Ⅲm7と分析した時の基本はテンション9thは使えません。
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※コードはB♭6ですが、レフトハンドヴォイシングはMaj7の形になっています。これは、私が個人的にMaj6の下から 6.9.3.5.と押さえる時の響きが嫌いなため、Maj7の押さえ方で、メロディーの時は、Maj7の音(ラ)を弾かない等の微調整をして対応しています。皆さんも、基本を押さえたら、自分の感覚を信じて自分のサウンドを作っていってください。
①
-1 ドミナント7thコードを中心に分析して矢印や、カギ括弧を書き込む
-2 転調の有無を確認
-3 ダイアトニック コードの分析をする
(あきらかに転調と分かる部分は一緒に分析してしまう)
※ この曲の転調を見分けるのは難しいと思います。サビのメロディーがモチーフの展開のような形をとっているところに気が付ければ、転調かな?と気が付くかと思います。
② 残ったコードの中から、さらにドミナント7th を中心に分析して
Sed.D・Ext.D・Sub.D・SFD、それに付随されるRelコードの分析をする
(今回は以上で終了です)
※ サビの最初のコードが、もし同じサブドミナントコードのE♭m7だったら、次の2段と全く同じ内容のコード進行となり綺麗な転調感が出ると思うのですが、ここはG♭Maj7にすることによってその前のFMaj7から半音上がることによって生まれるサビへの盛り上がりを優先させたものと思われます。
③ レフトハンドヴォイシング(ピアニスト用)とコードスケールを書き出します。
※LHVは慣れるまではコードスケールから基本の4音の形で出してください。
そこから曲想やメロディの高さに合わせ、音を抜いたりして微調整します。
この曲では、上記のアナライズ通りに演奏すると、2種類のD7が使われます。
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①
-1 ドミナント7thコードを中心に分析して矢印や、カギ括弧を書き込む
-2 転調の有無を確認
-3 ダイアトニック コードの分析をする
(あきらかに転調と分かる部分は一緒に分析してしまう)
② 残ったコードの中から、さらにドミナント7th を中心に分析して
Sed.D・Ext.D・Sub.D・SFD、それに付随されるRelコードの分析をする
※2小節目のD7は通常ならGm7に進むべきコード。EbMaj7とGm7はとても似たコードなので(理論書によってはGm7をサブドミナントの機能も兼ねるとしているものもあります) EbMaj7はGm7の代理コードとして見ることが可能。
③ さらに残ったコードに対して、M.I.・Dimコード等で分析します
※2カッコの4小節目 Edim7 はF7に進もうとしたと考える。
※最後の段のFdim7 は転回形がBdim7でもあるので、イメージ的には Ⅱm7に向かうBdim7/F 的な感じ。
Ⅴdim7(オグジュアリー・ディミニッシュ)として分析も可能
④ レフトハンドヴォイシング(ピアニスト用)とコードスケールを書き出します。
※LHVは慣れるまではコードスケールから基本の4音の形で出してください。
そこから曲想やメロディの高さに合わせ、音を抜いたりして微調整します。
※Dm7のレフトハンドヴォイシングは前後の流れから基本の形(下の音が3度から始まるのと、7度から始まる形)とは違う形を選びました。基本は大事ですが、あくまでも基本なので、演奏しにくいところがありましたら、前後の流れから、より演奏しやすい形を探しましょう。
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①
-1 ドミナント7thコードを中心に分析して矢印や、カギ括弧を書き込む
-2 転調の有無を確認
-3 ダイアトニック コードの分析をする
(あきらかに転調と分かる部分は一緒に分析してしまう)
今回のポイントはエクステンディッドドミナントとそのリレイティッドコードです。
サビに出てくるAm7とDm7はキーFにとってダイアトニックコードでもありますが、ここはエクステンディッドドミナントに対するリレイティッドコードと考えましょう。
② 残ったコードの中から、さらにドミナント7th を中心に分析して
Sed.D・Ext.D・Sub.D・SFD、それに付随されるRelコードの分析をする
③ さらに残ったコードに対して、M.I.・Dimコード等で分析します
④ レフトハンドヴォイシング(ピアニスト用)とコードスケールを書き出します。
※LHVは慣れるまではコードスケールから基本の4音の形で出してください。
そこから曲想やメロディの高さに合わせ、音を抜いたりして微調整します。
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この曲の楽譜は冒頭部分などは3和音で表記されていることが多いです。その時のコードスケールの求め方は本来メロディー等を参考にして決めるべきなのですが著作権法により旋律を掲載すると問題が生じる可能性があるので、今回は予め4和音で表記しておきました。※コードの第4音の選択肢はいろいろな可能性があるので、今回はその可能性の一つと解釈してください。
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