カテゴリー: アドリブ練習法

練習曲Ⅰ 課題13/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題13/18 スケールからフレーズへ

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今回の課題は、普通の8分音符を、いかにスウィングのリズムに乗せ、リズムをつけ、フレーズにしていくかの一つの練習方法です。特に②の練習になった時に付点のリズムにならないように気を付けてください。ポイントはスウィングを意識すぎると、どうしてもやりすぎてしまうので(付点のリズムになってしまいがち)むしろ、普通の8分音符を意識するぐらいで丁度いいと思います。

②の練習の時は、①の感覚を感じながら練習してください。最初は少し大げさかな?(①の課題のアクセントのこと)くらいでよいと思います。慣れてきましたら、徐々にその差を縮めていってください。 

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100

伴奏音源(BPM120) )

練習曲Ⅰ 課題8/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題8/18 コードトーンのアドリブ

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課題7で練習したコードの連結以外の音域でも同じような練習をして、どの音域でもフレーズが作れるようにします。あとは、それぞれのポジションを自由に移動するだけです。(音域を自由に移動するためには課題3の練習)このコードトーンのアドリブが、アドリブ演奏をする上での土台になると考えてください。土台がしっかりしていなければ上に何かものを乗せられないように、ここがしっかりしていないと、アドリブ演奏の天井は低くなると思ってください。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)


上記楽譜のポイント解説

※1 シンコペーションと最初の ソ ラ ド ミ ド というフレーズの繰り返し(モチーフの展開と言います)
※2 ジャズのフレーズは 必ずしもシンコペーションとは限ません。(ジャズの特徴であり大事な要素ではありますが)あくまでも裏あっての表、表あっての裏。バランスが大事です。
※3 ときおりまぜる3連符
※4 コードが変わる時は、このように近い音につなげてあげるとフレーズが繋がっていきます。
※5 ※4に対して コードの中ではコードトーンがどう跳躍してもフレーズとしてなりたちます。
※6 この感じは、とてもジャズっぽいです。
※7 名曲 「イン ザ ムード」のメロディーを模倣したフレーズ
※8 このくらいモチーフを繰り返すと、ドラマーがフレーズに合わして叩いてくれると思います!(ジャズの醍醐味 アンサンブル!)

練習曲Ⅰ 課題7/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題7/18 コードトーンのアドリブ(準備編)

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コード連結の形のまま、(コードトーンによる)1音のアドリブ、2音にようアドリブ、3音によるアドリブと増やしていき、最後は4音(コードトーン)によるアドリブにしていきます。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100

伴奏音源(BPM120) )

練習曲Ⅰ 課題6/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題6/18 コードトーンから出来るフレーズパターン(コードの連結編)

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課題4で練習した、コードトーンから出来る、いろいろなフレーズを今度はコードの連結の中で(音域が近いところで)展開できるように練習していきます。この技術は実際アドリブの中でも、モチーフの繰り返し、または展開という形で頻繁に使われます。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅰ 課題5/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題5/18 コードの連結

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なるべく音域を動かさないでコードをつなげていく練習です。アドリブをする上で、ついつい音域を上下させることで変化をつけがちなんですが、ある特定の音域に拘って演奏するのも効果的です。この課題はその準備でもあります。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅰ 課題4/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題4/18 コードトーンから出来るフレーズパターン(基本形編)

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コードトーンを使ったフレーズ作りをしていきます。会話で言ったら「単語」にようなものと思ってください。その覚えた単語(フレーズ)をコード進行(文法)の流れに沿って各コード毎に微調整させていきます。

※YouTubeの音源には基本の 1 3 5 7(6) のパターンの他 ② ④ ⑥ ⑧ のパターンを演奏しています。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)

練習曲Ⅰ 課題2/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題2/18 コードの連結を伴う各コードのアルペジオ

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アドリブをする時に、コードを基本形からしかイメージできないのは、自由な演奏を妨げることになります。各コードのアルペジオ開始音を、できるだけ近い音、または同じ音から始めて、 どのコードトーンからでも転回形が演奏できるように、 しっかりと準備しておきましょう。

課題2-1 アルペジオの開始音の基準をドにした場合

課題2-2  アルペジオの開始音の基準をソにした場合

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練習曲Ⅰ 課題1/18


練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題1/18 各コードの基本形から始まるアルペジオ(転回形含む)

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まずこの曲で出てくる6つのコードに対して、基本形から始まる(3つの転回形を含む)アルペジオを確認します。

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アドリブ練習曲Ⅰ Take The “A” Train

違う練習曲を選びたい場合、または各課題の練習ポイントをまとめて確認したい場合は、こちらのページ にお進みください。

第1部 コードトーンのアドリブ

  Take The “A” Train のコード譜

1.各コードの基本形から始まるアルペジオ(転回形含む)  YouTube

2.コードの連結を伴う各コードのアルペジオ  YouTube

3.コード進行に沿ったアルペジオ演奏   YouTube

4.コードトーンから出来るフレーズパターン(基本形編)   YouTube

5.コードの連結(ピアノ課題)   YouTube

6.コードトーンから出来るフレーズパターン (コードの連結編)   YouTube

7.コードトーンのアドリブ(準備編)   YouTube

8.コードトーンのアドリブ   YouTube

9.コードトーン+アプローチノート(半音) から出来るフレーズパターン    YouTube

10. コードトーン+アプローチノート(半音) のアドリブ   YouTube

第1部全ての楽譜(印刷用)

第2部 コードスケールのアドリブ

11.コードスケールの確認  YouTube

12.コード進行に沿ったコードスケールの演奏  YouTube

13.スケールからフレーズへ  YouTube

14.コードスケールのアドリブ  YouTube

15. コード進行に沿ったコードスケール+半音の演奏  YouTube

16. コード スケール +半音 のアドリブ   YouTube

第3部  コードトーンのアドリブとコードスケールのアドリブの統合

17.コードトーンのアドリブとコードスケールのアドリブの統合  YouTube

18.仕上げの練習  YouTube

第2部・第3部 全ての楽譜(印刷用)

番外編

1. ピアノ課題  両手のコンビネーション練習法  YouTube

2.より実践的なコードスケール演習法(YouTube動画のみ。楽譜などの資料はありません)

3.課題(抜粋)のデモ演奏(YouTube動画のみ。楽譜などの資料はありません)

練習曲Ⅰ 課題3/18

練習曲Ⅰ Take The “A” Train  
課題3/18 コード進行に沿ったアルペジオ演奏

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コード進行に沿って、各コードのアルペジオをできるだけスムーズに繋げていく練習です。慣れてきましたらアルペジオを上行だけ下行だけのパターンだけではなく、アルペジオを細かく上下に動かしたり、一気に駆け上がったり駆け下りたり等、ランダムに動けるようにしてください。この練習を沢山することによって、コード進行を覚えることで、演奏する上での土台となるその曲の骨組みを体に覚えこませましょう。

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伴奏音源(BPM80)

伴奏音源(BPM100)

伴奏音源(BPM120)