僕ほど作曲に長い時間と膨大な思考を注いできた人は他に1人もいません。
有名な巨匠の作品はすべて念入りに研究しました。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
各種のコードが特徴的に使われている実際のスタンダード曲で、分析と解説をしていきます。
分析が慣れるまでは以下の手順で分析してみてください。
(慣れてきたら曲の冒頭から順に分析できるようになります)
①
-1 ドミナント7thコードを中心に分析して矢印や、カギ括弧を書き込む
-2 転調の有無を確認
-3 ダイアトニック コードの分析をする
(あきらかに転調と分かる部分は一緒に分析してしまう)
② 残ったコードの中から、さらにドミナント7th を中心に分析して
Sed.D・Ext.D・Sub.D・SFD、それに付随されるRelコードの分析をする
③ さらに残ったコードに対して、M.I.・Dimコード等で分析します
④ レフトハンドヴォイシング(ピアニスト用)とコードスケールを書き出します。
※LHVは慣れるまではコードスケールから基本の4音の形で出してください。
そこから曲想やメロディの高さに合わせ、音を抜いたりして微調整します。
上記と同じ分析の仕方なのですが、もう少し細かく説明しているのが、こちらになります。
ジャズ理論のページを、まとめているページにも載せてあるものです。
※ 下記の分析は、あくまでも可能性の一つです。分析には、いろいろな解釈があり、同じ曲の演奏中に、途中から解釈(スケールやコードの響き)を変えることは、よくあることです。以下の分析は、私の考える「これが一番素直な考え方かなぁ」というのを基準にあげておきました。もし、ご自分で出された分析が私の分析例と、違っていても、即間違いではありません。
分析問題
① まずはハ長調、転調なし(解釈では転調ありにもなりうる)
Take The “A” Train 分析例 印刷用
② 短調の曲の分析 転調あり(平行調)
Beautiful Love 分析例 印刷用
③ 5つのセカンダリードミナント(要するに全種類!)が出てくる曲
If I Were A Bell 分析例 印刷用
④ エクステンディッドドミナントとリレイティッドコードが出てくる曲
Scrapple From The Apple 分析例 印刷用
⑤ サブスティチュートドミナントが出てくる曲
One Note Samba 分析例 印刷用
⑥ スペシャルファンクションドミナントが出てくる曲
The Girl from Ipanema 分析例 印刷用
⑦ モーダルインターチェンジコードが出てくる曲
The Man I Love 分析例 印刷用
⑧ ディミニッシュコードが出てくる曲
Someday My Prince Will Come 分析例 印刷用